
「勾配天井の設計」
「勾配天井」
すなわち、水平ではなく斜めにかかる天井のこと。
鳴門市で建築中のH様邸でLDKの天井を
勾配天井にしたい!!
とのご要望があり、意匠及び構造設計に
取り組みました😊
勾配天井を設計するにあたり、
注意点は大きく2つ!!
①水平天井がない分、屋根で構造を支えるため、十分な屋根強さが必要
②勾配天井部分の部屋の体積が大きくなるため、換気量の確保に注意
①については、しっかりと設計しないと
地震や台風時に、水平力によりねじれが発生し、
損傷及び倒壊の原因ともなりえます。
また、勾配部分を構成する「登り梁」という
特殊な構造体を支えるために、
軸組も一味違う設計を行います!!😀
H様邸での実際の施工写真です。
建築基準法やワンランク上の耐震基準もクリアしており、
安全な勾配天井の軸組が完成しました!!
ここから内部工事が進むにつれ、迫力のあるLDKが
出来上がるものと思います!!
非常に完成が楽しみです😄
(設計部 加賀美大介)